2016年1月、Gyazoアイコンが新しくなります。

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Gyazoは「世界最高のスクリーンショットサービス」として皆様と共に歩んできました。
もちろんこれからもそれは変わることはありません。
しかし今やGyazoは単なるスクリーンショットサービスではなく、統合的クラウドサービスへと成長しつつあります。そこで新たなスタートを切ったばかりの2016年1月、Gyazoアイコンが新しくなります。



シンプル&スピーディー、そしてフレンドリー

「やはり以前からのコンセプトである“シンプルさとスピード感”を一目で表せるようなアイコンを目指しました」
新アイコンのデザインを、前アイコンと同様担当したTakeru Yoshihara氏は言います。

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ある日デザインの過程でTakeru氏は、それまで使用されていた大文字の“GYAZO”ではなく、小文字を含めた“Gyazo”と意図せずに描いていました。それを見た非デザイナーの社員が「それフレンドリーでいいね」と言ったことがきっかけとなり、今回の新しいタイポグラフィーに決まりました。

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「“キャプチャしてアップロード”という限られた役割だった以前と比べ、昨年はIvySearchが導入されたりという非常に大きな変化がGyazoに訪れ、ユーザー層も大きく広がってきました。リリース当初からいわゆるギーク層などパソコンに詳しい人々にウケが良かったのですが、現在はデザイン系や事務職など、多くの人々にも同時に使って頂けるサービスになっています。そのため、フレンドリーで抵抗なく受け入れてもらえるデザインにしました。」

今回のタイポグラフィーのエピソードのように、様々な分野の人々にコラボレーションしながら使っていただけるよう、新しいGyazoアイコンは大文字の角ばった雰囲気を和らげ、ゆるやかな曲線で構成されたデザインになりました。


G for Gyazo

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「“Gyazo”というネーミングは、日本語だと“画像”から来てるんだなと連想できますが、その他の言語だと意味を持たない言葉になってしまいます。そのためロゴを“G”の文字をベースとした形状にし、“Gyazo”という名前を意識してもらえるようにしました。」

Gyazoは月間1000万人以上のユニークユーザーのうち8割が海外ユーザーです。Gyazoはこれからもより一層世界中の皆様に楽しんでもらえるツールであり続けたいと願っています。


キャプチャ共有ツール→統合クラウドサービスへの進化

以前の具体的なカッターナイフのデザインから、今回の抽象的な素材の組み合わせのようなデザインへの変化には、どのような想いが込められているのでしょうか?

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「以前のアイコンのメインだったカッターナイフ、あれ実は中学の同級生がモデルなんです」CEOのrakusai氏の同級生からインスパイアされ、スマートでギークな男の子をイメージして作られたのが、以前のアイコンでした。Gyazoリリース当時はまだ新しいアイデアだった「キャプチャ共有」という機能を印象付けるため、カッターナイフのイメージを用いて「切り取る」動作に主眼を置いたものです。Gyazoはパソコンに詳しいユーザーたちを中心に、瞬く間に広がっていきました。

そして2016年現在、IvySearchをはじめとする新機能が次々と追加され、Gyazoはシンプルなキャプチャ共有ツールのみならず、ブックマークや関連画像検索など、キャプチャ情報の編集・管理・共有を効率良く行える統合的なクラウドサービスへと成長を遂げました。“切り取る”動作はもう当然のものとし、切り取る動作そのものよりも“切り取った後”がより重要な意味を持つものへと変化してきたのです。新しいアイコンは、“切り取った素材そのもの” + “それらがコラボレーションしている様子”を表現しています。



そして、新たなインスピレーションのために

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そして、この変更はGyazoが今後もクリエイティブであり続けようという決意表明でもあります。Takeru氏は言います。

「前のアイコンを作った頃のGyazoは“キャプチャしてアップロード”という限られた役割で、そのときのアイコンを持ったまま開発してると、自分自身そういう意識のまま開発しちゃいそうな気がして…。身につけるものを変えると気分が変わるように、アイコンが変わるとやっぱりそのアイコンにインスパイアされたアイデアが出るんじゃないかな、と。アイコンも、服とか空間と同じような役割を持っているんじゃないかなと思うんです。そういう意味ではこのアイコンが、Gyazo開発チーム含めて、ユーザーみんなのインスピレーションに繋がるようになったらいいなと考えています。」


新アイコンは、Web、MacWindowsChrome extensionの各プラットフォームの自動アップデートによって、順次皆様のお手元に反映されてゆきます。

2016年1月、まだまだ進化してゆくGyazoに今後もご期待ください。