Gyazoのサポートブラウザについての変更を実施しました

Gyazo・Gyazo Teamsを日々ご愛用いただきありがとうございます。

表題通りGyazo(Gyazo Teamsも含みます)の利用に際して、サポートブラウザの変更を行いましたので詳細についてお知らせします。また、このお知らせに関わる変更は既に実施済みです。

主な変更点を以下に記します。

  • 各OSとブラウザの対応について明示するようにしました
    • 各OSについてバージョンは明記していません。各ブラウザの最新の安定版がご利用いただける環境でご利用ください
  • Microsoft Edge(MS Edge)についてはChromium版のサポートとする旨明示しました

また、これまでもGyazoではヘルプページなどでInternet Explorer 11(IE11)はサポートしていない旨をお知らせしていましたが、このお知らせ以降、IE11などで動作が保証されない変更を実施する予定ですので、改めてIE11を含むサポート外のブラウザをご利用の場合はサポートブラウザのご利用をお願い致します。

サポートブラウザについて

新たなサポートブラウザとOSについては以下の通りです。またバージョンに関しては各Webブラウザの最新の安定版とします*1

Webブラウザ OS / プラットフォーム 備考など
Chrome Windows / macOS / Android iOS / iPad OS向けは非サポート
Firefox Windows / macOS Android向けは非サポート
Safari macOS / iOS / iPad OS
Microsoft Edge Windows Chromium版のみ(v18以前は非サポート)

画像自体の閲覧について

IE11を含む非サポートブラウザの一部では画像ページ(URLが https://gyazo.com/画像ID の形式のページ)にアクセスした際に画像そのもののURLにリダイレクトする変更を実施済みです。これにより画像自体の閲覧は引き続き行っていただけますが、一覧の閲覧や画像の各種情報の編集などは行っていただけません。この影響を受けている場合は、恐れ入りますがサポートブラウザをご利用いただきますようお願い致します。

クライアントアプリケーションとの関係について

Gyazoでは Windows / macOS / Android / iOS にアップロード用のクライアントアプリケーションを提供していますが、クライアントアプリケーションのサポートOSであっても、上記を満たさない環境についてはアップロードと先述の範囲での画像の閲覧以外はサポートが困難になる場合があります。恐れ入りますがサポートブラウザをご利用いただきますようお願い致します。

Internet Explorer 11やMicrosoft Edgeのサポートに関する変更について

これまでもGyazoではヘルプページなどで非サポートブラウザ、特にIE11のご利用は推奨していない旨をお知らせしていました。一方でご利用の状況なども鑑み、可能な限りIE11での動作が可能なように開発を続けてきました。また社内でも動作確認やIE11での動作を安定させるための修正を必要に応じて実施しておりました。

しかし、IE11は既に脆弱性への対応を除くアップデートを終了しており、最新のWebブラウザの機能をご利用いただけない状態です。また下記の文書にもあるようにMicrosoft社でもMS Edgeへの移行を2018年より推奨しています。

また、MS Edgeに関してもChromiumをベースに開発されたバージョンが2020年1月にリリースされたことに伴って旧バージョンのMS Edgeの開発は終了しました。新しいMS Edgeについては以下からダウンロードしてご利用いただけます。

今後について

Gyazoではご利用者の皆さまに快適な体験を提供するために最新のWebブラウザでの利用をお願いしてきました。一方でIE11や最新の安定版ではない古いバージョンのブラウザでのご利用が一定ありましたので、これまでは皆さんのそれらを用いたご利用にも極力支障のないように気を配って開発をしてきました。その結果、開発コストが上がったり、最新のWebブラウザの機能を使った快適な体験の提供を妨げてしまうことがありました。そのような状況とMicrosoft社からのIE 11に関する文書やMS EdgeのChromium版の提供などを鑑み、サポートブラウザ外のブラウザへの対応に関する決定を致しました。みなさんにはお手数をおかけしますが、サポートブラウザを用いたGyazoのご利用をお願い致します。

Gyazoではこれまでも最新のWebブラウザの機能を利用し、PWA版でのアップロードサポートなどを提供してきました。今後も最新のWebブラウザの機能などを利用し快適なサービスを目指して参ります。よろしくおねがいします。

*1:Safariについても各OSに同梱されているバージョンではなく最新の安定版がサポートの対象となります

Gyazo Chrome Extensionの再公開について

Gyazo Extensionの開発を主に担当しているid:Pasta-Kです。

Gyazo Extensionは日本時間の2020年5月21日〜2020年7月29日の間、Chrome Web Storeから取り下げられていました。いくつかの変更をExtensionに加えることで審査を経て本日遂に再公開となりました。同様にGyazo Teams向けのExtensionも引き続き非公開になっていますが、今回のGyazo Extensionの再公開を受け、数日中に再公開できる見込みです。

この件に関する、経緯と対応に関する具体的な内容について、主にChrome Extensionの開発に関わる皆さんに向けて共有しようと思います。もし同じような事象に遭遇している方の参考になれば幸いです。

経緯について

Chrome Web Store側からはUse of Permissions*1に関する違反があったと2020年5月7日に通達されていました。この際、ここから14日間の間に問題を解決しない場合Chrome Web Storeから取り下げられる旨が書かれていたので、対応を開始しました。

この際、まずは現状の機能についてChrome Web Store上でPermissionの目的について記述し、いくつかコードの変更やAPIの変更などに依って不要になっているPermissionがあったので削除をしました。

ほぼ時を同じくして、PushBulletが同様の通達を受けるも機能の削減などはせずに公開できたということがブログで紹介されていたので、同様に問題なく再公開できるであろうと楽観視していました。

ですが、これだけでは再承認を得ることが出来ず、Chrome Web Storeから送られてくるメールの内容も初めの通達と同じ文言でした。詳細に関することや具体的な違反内容について触れられていませんでした。

そうこうしている間に期限である14日が過ぎてしまい、Gyazo ExtensionはChrome Web Storeから取り下げられてしました。

この日を境にChromeへの新規のインストールが出来なくなり、ユーザーの皆さまからもお問い合わせを頂いたり、Twitter上でインストールが出来なくなっていることについて言及を頂いていました。ユーザーの皆さまにご不便をお掛けしてしまいました。具体的に何が原因で非公開になったのか詳細な理由がフィードバックされなかったこともあり、再公開の目処についてお知らせすることはできませんでした。

このまま闇雲に変更と再申請を繰り返しても仕方ないと考え、取り下げられたという通知のメールに返信する形でGoogleのChrome Web Storeチームに対して、非公開になっている理由や解決すべき点について問い合わせを行いました。

要約すると以下の点について問題があるという返答を受けました。

  • ユーザーデータの取り扱いに関するMinimum Permission*2に関する問題
    • **To comply with our policy, please ensure that your Product requests and uses only those permissions that are necessary to deliver the currently stated product’s features.**

    • (Chrome Web Storeチームからの返信メールより。原文ママ)

このようなメールを受け取ったものの、結局具体的にどのPermissionの取り扱いが違反しているかなどについて詳細な説明は受けられず、既知のポリシーなどが記載されているURLを受け取ったまででした。

一方でやはりPermissionがminimumではないと捉えられているのだということを再認識したので、ここで改めて更にPermissionを削ることは果たして可能なのかについて検討しました。ここで、Chrome Web StoreのDashboard上のPrivacyタブに再度注目すると、Extensionに関する Single purposeを記載する箇所の説明にこう書かれていました。

Extensions Quality Guidelines

Single Purpose:

An extension must have a single purpose that is narrow and easy-to-understand. Do not create an extension that requires users to accept bundles of unrelated functionality. If two pieces of functionality are clearly separate, they should be put into two different extensions, and users should have the ability to install and uninstall them separately.

https://developer.chrome.com/webstore/program_policies#extensions より

このことより、Gyazo Extensionが提供していたある機能に目を付けました。Gyazo ExtensionではGithubのissueやPull RequestのエディタにGyazoのURLを貼る際にMarkdown形式に変換する機能を提供していました。この機能がこのSingle Purposeに反しているのではと考え、それをまずはデフォルト無効(ユーザーが任意にオプションより有効にできる)にしました。

この変更を加え再提出するも承認を得ることが出来なかったので、この機能を削除した v3.1.0を提出し、本日承認を得ることが出来ました。

まとめ

Gyazo Extensionは日本時間の2020年5月21日〜2020年7月29日の間、Chrome Web Storeから取り下げられていましたが、Chrome Web StoreのSingle Purposeに則る形で機能を変更することで無事再公開することが出来ました。結果的に取り下げから再公開までに次の変更をExtensionの機能に対して行いました。

  • GithubでのGyazo URL貼り付け時のMarkdown変換サポート機能の削除
  • キャプチャー後のURLのクリップボードへの自動書き込みのオプション化
    • これまでもオプションから無効にすることは出来ましたが、この度の変更よりデフォルトでは無効(所謂オプトイン)になりました

Chrome Web Store側から適切なフィードバックを得られず、またCOVID-19の影響下でレビューに時間が掛かる中、結果的にExtensionの開発者である我々が手探りでポリシーと機能を検討し、変更と提出を繰り返すのは非常に大変で根気を必要とする作業でした。また、PushBulletのように各種機能を残したまま再公開出来ている事例があることについては公平ではないと感じているのが正直な感想です。Chromeは近年ユーザーも多く、また悪意のあるExtensionからユーザーを保護することは非常に重要であるということには同意しますが、その一方でExtension開発者に対してのフィードバックは非常に不親切であると感じました。もう少し分かりやすいフィードバックが行われるようになることを期待しています。

是非GyazoのExtensionをご利用ください

このような経緯を経て再公開されたGyazoのExtension、Webページの全体の画像をGyazoにアップロードする機能やHTML要素のボックスサイズに合わせて撮影する機能などがあります。よろしくおねがいします。

参考

【Gyazo eSports支援】Fortniteストリーマー、ヨウコウさんのスポンサーが決定しました🌸

このたびGyazoはFortniteストリーマーのヨウコウさんとスポンサーシップを締結しました🌸

今後はGyazoの魅力を視聴者さんに伝えていただきながら、開発のヒアリングも一緒に行う予定です。

今後のヨウコウさんとGyazoの活躍をお楽しみに!

🌸ヨウコウ🌸さんプロフィール

gyazo.com

Fortniteを中心に配信や動画制作を行っており視聴者を巻き込みながらゲーム実況を行なっているが、ゲームに集中すると一切実況をしなくなる。 そして、ステータスがカンストの為これ以上、上手くならないと言われるにも関わらずストリーマーとして支持を得ている。 2020年2月、GMOペパボとスポンサー締結。

支援して欲しいeSportsチームを募集中!

心ばかりの支援となりますが、Gyazoと一緒にeSportsを盛り上げようというチームを募集しています。 詳細はこちらを御覧ください。

blogja.gyazo.com

Gyazoのスクショを素早く手軽にTwitterでシェアする方法!

GyazoのTwitterシェア方法をお伝えします!

みなさん、Gyazoの「Twitter連携機能」をご存知ですか!?
「Gyazoでとったスクリーンショットは、リンクを踏まないと見れないので困る」というのは実はこの「Twitter連携機能」をONにするだけで、解決されます。しかも非常に素早くツイート可能です!

今回のアップデートで、このTwitter連携機能を使いツイートする画面(モーダル)が新しく&見やすくなりました!!

Before

After

この機能のメリット

  • ローカルに画像が保存されない(PC自体に保存されない)ので、画像保存をしすぎてパソコンが重たくならない。
  • リンクがわかっていれば無料版ユーザーもいつでもアクセス可能。
  • Proユーザーなら、撮影した画像の整理もラクにできます!
  • とにかく瞬時にシェア可能。
  • シェアされたフォロワーがリンクを踏まなくても画像をみることができる。(その代わりメディア欄には残ります。)

やり方

  • 画像ページの上、シェアボタンを押してください。
  • Twitterの鳥アイコンを押してください。すると、Twitter連携をするボタンが出るのでそこから連携したいアカウント名を入力してください。(あとは手順に従うだけです)
  •  「設定」からもTwitter連携機能は設定できます。(設定→詳細設定)

nota.gyazo.com

シェア方法

  • スクリーンショットを撮影します。
  • スクリーンショットを撮影したら、画像ページに移動してください。(スクリーンショットを撮影すると、新しいブラウザで出てきます)
  • シェアボタンから、Twitterのアイコンをクリック。
  • コメントを入れたい場合はコメントを入れてツイート!

これだけです!

Twitter連携機能で素早く撮影した画像をシェアしよう

一度連携させるだけですぐにシェアできるので、皆さんもぜひ試してみてください!

AndroidでPWAを利用して共有メニューから画像をアップロードできるようになりました

GyazoではこれまでもAndroid向けにアプリを提供してきました。

今回のアップデートでGyazoでは新たにPWA版の提供を開始しました。このPWA版をAndroidに追加して頂くと、Gyazo for Androidをインストールせずとも共有メニューからお手元の画像ファイルをGyazoにアップロードすることが出来ます。

PWAとは

PWAとはProgressive Web Applicationの略でウェブブラウザを用いて、ネイティブアプリケーションのような手軽で高速で便利な手段を提供しようとする取り組みです*1。弊社で提供しているScrapboxでもPWA版を提供している他、TwitterやInstagramなどでも積極的に利用されています。

アップロードまでの手順

Androidで https://gyazo.com/captures にアクセスしてください。以下のように画面下部に「ホーム画面にGyazoを追加」というメニューが表示されるので、タップしてください。

「追加」を押してホーム画面に追加してください。

ホーム画面に追加されると写真アプリなどの共有メニュー内にGyazoが選択可能になるので、Gyazoを選択してください。PWA版が開いて画像のアップロードが始まり、完了すると画像のページが表示されます。

注意点

  • アプリ版と異なり、アップロード後に画像ページのURLがコピーされません。必要に応じて、ブラウザの共有メニューまたはアドレスバーからURLをコピーしてください
  • AndroidのChrome 76以降のみ対応しています。デスクトップ版のChromeやEdge、iOS Safariなどでも追加することは出来ますが、画像のアップロードには対応していません

撮影とアップロードをスムーズに行いたい場合はGyazo for Androidを、お手元の画像をアップロードしたいけどアプリの容量などが気になる場合は今回のPWA版をご利用ください。

欲しいところだけシェア!Gyazoにトリム機能ができました

Gyazo Proでは60秒間の動画撮影が可能です。仕事で操作の仕方を説明するとき、友達になるべく長い時間の動画をシェアしたいときなど、60秒間撮影できる機能は様々なシーンで活躍します。
しかし、撮影したけど、「このシーンだけをシェアしたい」「最初と最後、ちょっと長く取りすぎたんだよね…」と思ったこと、ありませんか…?

新機能トリム機能出ました

使い方は簡単です。メニューバーの「トリム」を押してあとは必要なところを切り取るだけ!
動画は新しく保存され、もちろん元の動画も残ります。
また、先日リリースしたGyazoReplayで撮影した動画にもこの機能が使えますので、遡って30秒間録画したけど、いらないところを切ってシェアしたいな…というときにも使えます!便利ですね!

トリム機能はGyazo ProとGyazo Teamsの機能です

GyazoProでは、60秒の動画撮影が可能、過去に撮影したスクリーンショットや動画のコレクション機能など他にも便利な機能がたくさんありますので、この機会に気になった人はぜひこちらをご覧ください。
また、チームで使えるGyazo Teamsでもこの機能をご利用可能です。企業で複数人のチームでの利用が気になった方はこちらもご覧ください!

Gyazo Replayに音声録音機能が追加されました!

gyazo.com

30秒遡って録画をすることができる「Gyazo Replay」に音声録音機能が追加されました!

Gyazo Replayとは

Gyazo RelpayはGyazoを活用するゲーマーのための機能で、Gyazo Replayを起動し、停止ボタンを押す(ショートカットキー対応)までの最大30秒前までの動画を保存し共有可能なツールです。勝利のシーンなど友だちにシェアしたくなるシーンを「撮っておけばよかった…」と思ったことはありませんか?Gyazo Replayはそんな皆さんのためのツールです。

Gyazo Replay、音声録音対応。

Gyazo Replayをリリースした際に「録音もされてほしい!」という声を多数いただき今回ついに録音が可能になり、より臨場感のあるプレイ画像をシェアすることができるようになりました!

またまたプロゲーマーが実際に使ってみた

GyazoがスポンサーをしているPNG esportsの選手の皆様にGyazoReplayリリース時に引き続き実際に利用してもらいました!
前回の記事はこちら!PCゲーマー必見!高画質で30秒前を録画できる「Gyazo Replay」をリリースしました!

Splatoon2やAPEXをプレイするR4VENさんは、「凄く便利になりました!動作が重いと感じることも今のところ無く、音質や画質の劣化も全く感じない素晴らしい機能だと感じました!ホットキーで簡単に短い動画を録画出来る上に、プレビューをオンライン上で行えるのでパソコンの容量も圧迫しないのが魅力ですね。」とコメント。
画質の設定はフルHD対応していますので、新しく追加された録音機能とともにお楽しみいただけます!

CoDを主にプレイするCentrodyさんは「1920×1080 の録画の音声が良音でした!咄嗟で良いシーンが撮れた時に使用できると感じました。」とコメント。
Gyazo Replayはゲーマーのみなさんの「撮っておけばよかった…」を解消する機能です!ぜひパワーアップしたGyazo Replayもよろしくお願いします!!

パワーアップしたGyazo Replayもぜひご利用ください!

音声録音ができるようになってますますシェアしたくなる動画を撮れるようになったGyazoをぜひ使ってみて下さい!

gyazo.com