Gyazoを徹底的に使いこなす! 世界的ゲームエンジンUnity®の開発元が教えるGyazo攻略法

2D/3Dゲーム開発環境Unity®開発元のUnity Technologiesさん。世界各地にオフィスを構えられ、ゲームエンジン市場堂々のシェアNo.1!そんなグローバル連携が日常のUnity Technologiesさんのお仕事現場で実はGyazoが大活用されているとか…!Gyazoユーザー様訪問シリーズ第2弾、Unity Technologies Japanさんにお邪魔してきました!

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(↑わわ、ユニティちゃん!人前だよ…!!照)


こんにちは、Gyazoの雇われ忍者です。自分、ゲームはプレイヤー専門で開発はちょっと…という血筋ですが、行ってきましたユニティ・テクノロジーズ・ジャパンさん!!!オフィスはオッシャレ〜なギロッポン一丁目!

理系テクニカルタームでボコボコにされるのかと緊張していたら、あらっ、なんかとっても優しそうなお兄さん方…

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左から、エンジニアの安藤さん、事業開発担当マネージャーの染谷さん、クリエイティブ・ストラテジストの簗瀬さん。こちら3名の方がインタビューにお答えくださいました!安藤さんと簗瀬さんは既にProユーザーで、皆様Gyazoは普段からたくさん御利用頂いているようです。


さて、まず出てきたのは…見慣れないペットボトル…なんとオリジナルのunity水!!

簗瀬さん:「えぇ、ウチはグッズ作りに余念がない感じなんで…笑」


ギギギ…これはGyazoも負けていられない…悔しいので写真は割愛しますが、見たい方はどこかの機会で是非!手始めに皆さんにひとまずGyazoを使い始めたきっかけを聞いてみました。


「Gyazoは手数が少なくて、デスクトップがスクショだらけにならないところが良いんです。」

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(↑Unity Technologies Japanさんが提供しているキャラクターの、ユーザー提供用モデルデータ準備中に使われたGyazo)


Q. Gyazoを使い始めたきっかけは?

安藤さん:学生の頃に何か共有したいものがあったんですよね。それでその当時ってそんなに手段がなくて…。「画像を共有する」っていう環境が整っていなかったときだと思います。最初はTwitterに上げるためでしたね。

簗瀨さん:そう、やはりチャットに上げるときに、一番手数が少なくて済む。あとはデスクトップにスクリーンショットを溜めなくてもいいというのが良いんです。私はGyazoを増井先生(注:弊社のCTO増井のこと)から直接教えていただいて使ってたところ、気づいたら周りも結構使ってたので、「あれ?これって結構メジャーなツールだったんだ!」って。

安藤さん:Proユーザーになってもう2年以上ですね。使い始めたのは…もう記憶にないくらい…笑 画像共有というのだったらGyazo一択で、もう本当に普通に使ってしまっているので、使い始めたときの記憶が曖昧になってしまってます…笑


Gyazoはそれぞれが自由に使っていて、特に誰かが広めたというわけではないんです…と話す皆様。それぞれ色んな使い方をして頂いているようです!

では気になるお仕事での使い方を聞いてみました〜!



「Gyazoで具体的に指示することで、円滑に仕事を進められています。」「さっきもサポートでドローイング機能を使っていたところなんです…笑」

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(↑右下には弊社CTO増井の姿。急遽お邪魔しちゃいました!)

Q.お仕事での御利用方法は?

安藤さん:GIFに関しては僕はもうGyazoしか使ってないですね。

簗瀨さん:エディタで「ここをこうやると、こう使えます」っていうときに使うの?

安藤さん:そうですね。あとは海外の方につたない英文だと伝わりにくいことがあるので…笑 最初は動画でやってたんですけど、あまりにもめんどくさいのでもう最近はGyazo GIFでささっとやってますね。

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(↑2Dゲームでの「状態のフラグを立てるとブロックを下からすり抜けることが出来る」という機能の説明動画。Gyazo GIFにて撮られています。)

簗瀨さん:僕は静止画ですね。Unity®のセミナーで操作方法の説明を結構するんですけど、そういうときにGyazoでスクリーンショットを撮って、それをプレゼンテーションに貼り付けて解説書くとかが多いです。結構大量に撮るので、通常のスクリーンショット機能だとデスクトップにどんどん溜まっていっちゃうんですよ。

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(↑簗瀬さん作の操作説明資料。Gyazoでのキャプチャ+ドローイングで明快!)

染谷さん:僕はエンジニアではなく、web制作とかイベント全体のマネジメントとかやってるんですけど、一番よく使うのは、webの仕様書ですね。よくPowerPointで作ってるんですが、それを元にwebデザイナーさんに渡して出来あがってくる、と。それを見て「ここをもうちょっと位置ズラしてくれない?」とか、今まではテキストで「この画像のところをこのくらい」とやってたんですけど、Gyazoを使って具体的に「ここです」とか「ここに誤字があります」とか、「ここの部分を上にズラして」とか「ここの間に何か入れてください」とするようになりました。そういうときにGyazoがあると、(PCに標準で付いている)スクリーンショットでやる手間も省けるし、ピンポイントで、例えばwebサイトで段落が分かれているものに対して「この間にこれを入れてほしい」っていうのをテキストで書くと長い上に「で、どこよ?」ってなる。そうならないようにGyazoで「ここ」って指定することで円滑に仕事を進められていますね。

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(↑画像と矢印・文字で明確に指示されているので、とっても分かりやすい!)

安藤さん:実はつい30分ぐらい前にもサポート業務でGyazo使ってたところなんです。笑 「Unity®のソフトをダウンロードするにはどこからすれば良いんですか?」っていうので、「ここをクリックしてください」と、ドローイング機能を使って書いてました。


素晴らしい…ドローイング機能もGIFも何もかも完璧です…。Gyazo道場があれば間違いなく黒帯…。ここまでのユーザーさんなら、もしかしてブックマークとしても利用されているのかも…?と聞いてみました。



「Webサイトは意外とコピーしにくいものなので、Gyazoで保存し、ブックマークとして活用しています。」

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(↑これは忍者愛用の飲み屋リスト。詳細はこちら

Q.もしかして、ブックマークにGyazoを使ったりされますか…?

簗瀨さん:使いますね!webサイトって意外とコピーしにくいというか…画像になってるほうがわかりやすいので。あとGyazoっておくとiPhoneとかでもすぐ見られるので、そういう意味で結構使いますね。

安藤さん:使います。今までネタをテキストベースでなく、そっくりそのままコピーするっていうのをEvernoteでもやってみたんですけど、Evernoteを起動するのがちょっと手間で…。なので僕はGyazoのほうがラクだったんですよ。


さすがのUnity Technologiesさん!完全に使いこなしていらっしゃいます…!そして話はこのままGyazo Teamsのことに。


「これまで共有できなかったものでも、Gyazo Teamsのセキュリティレベルだったら安心ですね。」

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(↑ドーン!Gyazo Teams!!今なら無料トライアル!急いで!!)

ここでちょっと宣伝として、Gyazo Teamsの機能を皆様に御紹介してみました!(トライアルがまだの方はこちら→ https://gyazo.com/teams )

簗瀨さん:TeamsってTeams用のアカウントが発行されるんですか?


そうですね、Teams用のアプリがあります。

簗瀨さん:ウチだと矢印注釈機能がすごい需要があるので、それぞれの人がProに入るよりも会社としてTeamsに入ったほうがだいぶお得ってことですよね。

安藤さん:弊社ではSlackを使ってるんですけど、その中で「gyazo」って検索すると今週だけでも6,7人くらいは引っかかりますよ。

簗瀨さん:Slackをunity全体で使わせたのって日本発信なんですよ。HipChatだったのが、日本だけSlackを使ってて「Slackすごい便利なんだよ」っていうのをウチが他のオフィスに言って、結果全社使うようになったんですよ。なのでTeamsも全社で使うようになる可能性は高いですね。

安藤さん:お試し期間で無料で使えるから使ってみようって、ちょっと言っておくと喜んで使う人が海外勢にもいる…笑

簗瀨さん:便利なツールとかは日本のスタッフが発信することが多いんですよ。笑  GyazoとGyazo Teamsのアプリケーションが別っていうのがすごくいいな、と私は思いますね。Gyazoってクリックしたらすぐに使えるっていうのが本当にいいところなので、そういう意味ではDockの中にProとTeamsを並べておいて、その時使いたい方を使えばいいので、とてもいいと思います。

安藤さん:僕の場合は少し手間かもしれないけど、Spotlightからアプリケーション名を入れて起動してるので、分かれているのは便利です。

簗瀨さん:外には絶対出してはいけないものでも、Teamsのセキュリティレベルだったら、そこらへん安心ですね。

安藤さん:これは絶対使いますね!


おぉぉ、Gyazo Teamsの機能を少し御紹介しただけなのに、ものすごい理解力…さすがです!

さてさて、お話にもあったようにUnity Technologiesさんは世界中にオフィスを構えられています。海外勢がどのように御利用されているのか聞いてみました!



「海外オフィスでも開発段階のunityのスクショをGyazoで撮っていたり、サポート、Q&Aでなど、日本と同じように使っています。」

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(↑わー!ユニティちゃーん!「社内でのお遊びです…笑」と安藤さん。これもGyazo GIF!)

Q.海外オフィスの方々はGyazoをどのように使われていますか?

安藤さん:コペンハーゲンがunity社の中で開発が最も盛んなんですが、コペンハーゲンの開発チームが、開発段階のunityのスクショをGyazoで撮ってたりとか、あとはサポートで使ってたりとか…。使い方は日本と変わらないですね。

簗瀨さん:Q&Aの人がすごくGyazo使ってますね。

Q.サポートの方はいかがですか?日本にサポートデスクのようなところはあるのでしょうか…?

安藤さん:私がやってて、サポートで普通に使ってます。そういう場合はやっぱりProを使っていないと、広告が出ちゃうのもあれなんで…笑


皆さん本当に自然にGyazoを使って頂いている雰囲気で、社員さん同士で「そんな機能があるの?!」「それがGyazoの重要なところなんだよ!」と熱く語り合う場面も…。最後はライフログの話や「もうこうなったらGyazoカメラがほしい」という話など、皆様のGyazo愛溢れる時間となりました。


ということで、取材終了〜!

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4人で仲良くパシャリ!(あ、ユニティちゃんもいるから5人だね!)Unity Technologies Japanさん、安藤さん、染谷さん、簗瀬さん、お忙しいところありがとうございました〜!!!これからもゲーム界を革命し続けてください!!!

☆今回お邪魔したユニティ・テクノロジーズ・ジャパンさん☆

Unity公式サイト→ http://unity3d.com/

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2016年1月、Gyazoアイコンが新しくなります。

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Gyazoは「世界最高のスクリーンショットサービス」として皆様と共に歩んできました。
もちろんこれからもそれは変わることはありません。
しかし今やGyazoは単なるスクリーンショットサービスではなく、統合的クラウドサービスへと成長しつつあります。そこで新たなスタートを切ったばかりの2016年1月、Gyazoアイコンが新しくなります。



シンプル&スピーディー、そしてフレンドリー

「やはり以前からのコンセプトである“シンプルさとスピード感”を一目で表せるようなアイコンを目指しました」
新アイコンのデザインを、前アイコンと同様担当したTakeru Yoshihara氏は言います。

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ある日デザインの過程でTakeru氏は、それまで使用されていた大文字の“GYAZO”ではなく、小文字を含めた“Gyazo”と意図せずに描いていました。それを見た非デザイナーの社員が「それフレンドリーでいいね」と言ったことがきっかけとなり、今回の新しいタイポグラフィーに決まりました。

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「“キャプチャしてアップロード”という限られた役割だった以前と比べ、昨年はIvySearchが導入されたりという非常に大きな変化がGyazoに訪れ、ユーザー層も大きく広がってきました。リリース当初からいわゆるギーク層などパソコンに詳しい人々にウケが良かったのですが、現在はデザイン系や事務職など、多くの人々にも同時に使って頂けるサービスになっています。そのため、フレンドリーで抵抗なく受け入れてもらえるデザインにしました。」

今回のタイポグラフィーのエピソードのように、様々な分野の人々にコラボレーションしながら使っていただけるよう、新しいGyazoアイコンは大文字の角ばった雰囲気を和らげ、ゆるやかな曲線で構成されたデザインになりました。


G for Gyazo

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「“Gyazo”というネーミングは、日本語だと“画像”から来てるんだなと連想できますが、その他の言語だと意味を持たない言葉になってしまいます。そのためロゴを“G”の文字をベースとした形状にし、“Gyazo”という名前を意識してもらえるようにしました。」

Gyazoは月間1000万人以上のユニークユーザーのうち8割が海外ユーザーです。Gyazoはこれからもより一層世界中の皆様に楽しんでもらえるツールであり続けたいと願っています。


キャプチャ共有ツール→統合クラウドサービスへの進化

以前の具体的なカッターナイフのデザインから、今回の抽象的な素材の組み合わせのようなデザインへの変化には、どのような想いが込められているのでしょうか?

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「以前のアイコンのメインだったカッターナイフ、あれ実は中学の同級生がモデルなんです」CEOのrakusai氏の同級生からインスパイアされ、スマートでギークな男の子をイメージして作られたのが、以前のアイコンでした。Gyazoリリース当時はまだ新しいアイデアだった「キャプチャ共有」という機能を印象付けるため、カッターナイフのイメージを用いて「切り取る」動作に主眼を置いたものです。Gyazoはパソコンに詳しいユーザーたちを中心に、瞬く間に広がっていきました。

そして2016年現在、IvySearchをはじめとする新機能が次々と追加され、Gyazoはシンプルなキャプチャ共有ツールのみならず、ブックマークや関連画像検索など、キャプチャ情報の編集・管理・共有を効率良く行える統合的なクラウドサービスへと成長を遂げました。“切り取る”動作はもう当然のものとし、切り取る動作そのものよりも“切り取った後”がより重要な意味を持つものへと変化してきたのです。新しいアイコンは、“切り取った素材そのもの” + “それらがコラボレーションしている様子”を表現しています。



そして、新たなインスピレーションのために

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そして、この変更はGyazoが今後もクリエイティブであり続けようという決意表明でもあります。Takeru氏は言います。

「前のアイコンを作った頃のGyazoは“キャプチャしてアップロード”という限られた役割で、そのときのアイコンを持ったまま開発してると、自分自身そういう意識のまま開発しちゃいそうな気がして…。身につけるものを変えると気分が変わるように、アイコンが変わるとやっぱりそのアイコンにインスパイアされたアイデアが出るんじゃないかな、と。アイコンも、服とか空間と同じような役割を持っているんじゃないかなと思うんです。そういう意味ではこのアイコンが、Gyazo開発チーム含めて、ユーザーみんなのインスピレーションに繋がるようになったらいいなと考えています。」


新アイコンは、Web、MacWindowsChrome extensionの各プラットフォームの自動アップデートによって、順次皆様のお手元に反映されてゆきます。

2016年1月、まだまだ進化してゆくGyazoに今後もご期待ください。

ドローイング機能30日無料トライアル実施中

Proユーザーの方に御愛用頂いているドローイング機能を、freeユーザーの方に30日間無料でお試し頂けるキャンペーンを実施しております!

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ドローイング後の画像には、元画像とはまた別のURLが付与されるのですぐに共有できます!お仕事での共同作業や、趣味での画像のやり取りに大変便利です。


お試しは以下の手順で・・・

1)何か描き足したい画像の上部、「画像編集」ボタンをクリックします。

2)「30日間の無料体験を始める」ボタンをクリック!

https://gyazo.com/95b11e28fad5446c1bec0ea8ebb8d273


3)ドローイング機能が使えます!

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(↑Gyazo Ninjaの何気ない日常もドラマ性を帯びてきますね…!?)


まだまだドローイング機能を充実させていきますので、御要望などあればお気軽に御連絡くださいね!

30日間、是非たくさん使ってみてください!!

Gyazo日本語Twitter @gyazo_ja
Gyazo公式キャラクター gyazo ninjaTwitter @gyazo_ninja

ドラッグ&ドロップで画像をブラウザからアップロードできるようになりました!

師走を迎えて続々と新機能が増えるGyazoですが、本日ドラッグ&ドロップアップロード機能をリリース致しました!

少し前にリリースしたブラウザアップロード機能とあわせてお知らせ致します!


新機能1:ブラウザアップロード機能

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画像一覧画面の右上の雲マークをクリックすると、ローカルの画像ファイルを選択してアップロードできるようになりました。


新機能2:ドラッグ&ドロップアップロード機能

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こちらも便利なドラッグ&ドロップ機能です!Gyazoの画像一覧画面に画像ファイルをドラッグ&ドロップするだけで、簡単にアップロードできるようになりました。

今までデジカメ写真のプレビュー画面をGyazoって保存していたという方も、これからは直接アップロードができますので、写真管理のソフトとしてもますます用途が広がりますね!宴会やパーティーで写真を撮ることが多くなる時期ですが、コレクション機能でアルバムを作成してみんなで共有するなど、是非是非便利に使ってみてくださいね!

博士の異常なGyaいzo...?!(Gyazoの便利な使い方講座)

Hej! ヘイ!(スウェーデン語で「こんにちは」)雇われ忍者です。最近は海外出張続きでオフィスに居場所がなくなるのではないかと恐れています。忍者なうはTwitter見てね。今北欧だよ。

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(slush2015という展示会出展のため、ただいま北欧スウェーデンのマルメMalmöに来ております!ちょっと寒い。)


前回の社員面談、CTO増井俊之の永遠の電子工作少年っぷりは伝わりましたでしょうか?!文系の自分には想像もつかない世界で、大変楽しい社員面談でございました!まだお読みでない方は是非こちらもどうぞ→「Gyazo発明家、増井俊之氏の素顔と野望とは?!」


さて、実はそのときにGyazo活用法についてもレクチャーしてもらっておりました!CTOは、もはやGyazoヘビーユーザー過ぎて、まさに「博士の異常なGyaいzo」という感じですが、いくつかピックアップして御紹介させて頂きます!

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(↑CTO増井の「Gyazoな一日」と題されたメモ。Gyazo愛ハンパない!)



まずは序の口。画像で確認できるブックマークとして。

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(↑忍者の餃子お取り寄せページブックマーク集。愛用中です♡)

CTO増井:まぁ普通にGyazoをブックマークとかに使ってる人は多いと思うけど…

とのことで、もはやCTOにとっては普通過ぎてさら~っと流されそうでしたが、意外と便利なので自分力説しておきます!

例えば上の餃子ブックマーク!「ぎょうざの◯◯」とブックマーク欄に文字で出ていても、どんな餃子だったか思い出せますか?!
それがGyazoの(Gyozaじゃなくて)コレクション機能を使ってまとめれば、あら便利!画像で餃子を確認できるのです!!!これでもう大きい餃子が食べたいのに一口餃子を頼んでしまうということはありません!

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(↑こんな風に右側にメタデータとしてURLが保存されるので、そこをクリックすると名店「ぎょうざの丸岡」さんの通販ページにジャンプ!あぁ美味しそう。)



お次はデータ管理のツールとして。

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(↑テキストデータやパワーポイント資料、請求書などもGyazoっておけば、本体のファイル名やサイトURLが保存されるので、色んなフォルダの中を探っていかなくてもGyazoですぐ見つけられますよ!)


CTO増井:たとえば「請求書」とかいうのを探すと色々請求書が出てくる、そしてその元データの名前もメタデータとして出てくるんですよ。

忍者:あ、URLだけじゃなくて、PCのファイルを開いてGyazoった場合は本体のファイル名が出るんですね…!(知らなかった)

CTO増井:そうそう。だからあらゆるファイル・文書管理に使えるよということやね。文書とかのデータをどこのフォルダに保存するかっていうのは悩むところやん。それをあんまり考えないでも見つけられるわけです。スキャンしてGyazoって名前つけとけば、後で見つけられるからいいやってなる。

忍者:本体のデータを開かなくても中身が見えてるのがいいですね。

CTO増井:うん、この領収書はヨドバシやな〜とか分かるもんな。そういうデータ管理専用のサービスとかあると思うけど、そんなんなくてもGyazoだけでいけるようにしたいなと思ってる。まだそこまでサービス的にはできてないかもしれんけど、これからやっていきます。個人的に使ってる分としてはもうできてて、結局メモも写真もpdfもスキャンしたやつも、あらゆるものがGyazo上でリストされているので、もうこれでだいたいのものは見つかりますね。

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(↑なんと論文の管理もできる!webの記事だけじゃなくweb上にあるPDFファイルもブックマーク保存できて便利)


CTO増井:例えば何か論文とか読んで、保存したいけど何ていう名前で保存したらいいかわからへんっていうときに、とりあえずGyazoっておいて、で、ここで「イグノーベル 論文」とかいれておくと、あとで「イグノーベル」について調べたいときにGyazoで「イグノーベル」って入れたらさっきのも出てくるし、またそれに関わる写真とか他のもでてくる。で、さっきのGyazoを開くとワンクリックで元pdfにアクセスできるし、GyazoではIvySearchで関係論文も出てるっていうね。

っていうので、あらゆるファイル管理はこれでいける気がしませんか?さっきの「イグノーベル」って入れるだけで、昔の勉強会での資料が出てきたりとかするわけ。普通こんなん探そうと思ったら、ファイルとかフォルダとか探しまくらなあかんけど、こうやってクリックするだけで見つかる。



そして最近多いQRコード型のチケット保存に!

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(↑Ninja Fes Kyoto 2015のチケット。なんだそのイベント??)


近頃イベントや飛行機の搭乗券など、QRコードがチケット代わりになるものが増えてきましたね!毎回入場口で「あ、ちょっとチケット出します…」とそのサービスにログインしようとして、「あ、tixeeじゃなくてpeatixですか…すみません…」…モタモタ…「あれ…パスワード何やっけな…」…モタモタ…チケットを探して…モタモタ…という作業を繰り返しているそこのあなた!(私です!)QRコードGyazoっておけば大変便利です!!!さらにメモを入れておけばすぐに検索できてもう完璧。パソコンで保存したものがスマートフォンでも簡単に共有できます!もう受付のお姉さんに白い目で見られることはありませんよ!!



これはGyazoじゃないけどオマケ

Gyazoと連携した文字(画像)入力システム"Gyaim"

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CTO増井は発明家なので日々色々と発明しております。忍者には謎ですが、このたびGyazoと連携した入力システムを発明したそうなので皆さんに御紹介します!!


CTO増井:メールとかで、普通に文字を入れると画像が出てくるという入力システムを作りました。画像を漢字とかと同じように使える。その画像はどこから来ているかというと、保存してあるGyazoから取ってくるんですよ。
漢字の代わりにGyazoのIDを登録すると、画像が入るという謎のIMEです。笑 自前のIMEだからなんでもできるんだけど、Gyazoからその登録画像を取ってくるっていうところが、かなりケッタイではないでしょうか。

忍者:…それはどういうときに使えるんですか?

CTO増井:それは…きれいなメールを書きたいときとか…。たとえば「風景」っていれて風景の写真が入ると、かなり爽やかな感じになるでしょ?「おはようございます」とか入れると、爽やかなメールが送れるじゃない!笑  なんていうのを「画像の挿入」とかわざわざしなくても作れるっていうのを作ったんよ!笑


…忍者には実はいまいちよく分からなかったのですが、きっとすごいんです!!こんなに楽しい"Gyaim"のダウンロード先はこちら↓ 皆様おもしろい使い方してみてください!!(そして自分にも教えてください!!)

http://masui.github.io/GyaimMotion/


それでは今日はこのへんで…Hejdå! (ヘイドー!)(スウェーデン語で「さようなら」)

(雇われ忍者)

※タイトルにインパクトがないと社内でクレームを受けたので文化的な方向に変更しました。自分クレームには柔軟に対応します。(2015/11/10現在)

Gyazo発明家、増井俊之氏の素顔と野望とは?!


こんにちは、Gyazoの雇われ忍者です。故郷の父さん母さん、お元気ですか。相変わらず名前はまだありませんが、自分は元気にやっています。とりあえず@gyazo_ninja、見てください。年末には帰ります。


さて、こないだユーザー様訪問シリーズを開始したところですが、今日も新シリーズ!!自分が雇われなのですが、恐怖の(?)「社員面談」シリーズです!!Gyazoに関わる愉快な仲間達をご紹介して参ります〜。


今回はその「雇われ忍者の社員面談シリーズ」記念すべきvol.01!ということで…CTOの増井俊之氏の登場です〜!!

https://gyazo.com/b9c14a7e46b35b92749006e2a99505e6

(↑慶應義塾大学湘南藤沢キャンパスのオシャレなスペースにて。左が増井俊之氏、右下が自分です。)


増井氏はGyazoの発明者で、現在は慶應義塾大学で教鞭を取るかたわら、Gyazoを運営するNota.IncのCTO(最高技術責任者)をしております。先日皆様に公開されたIvySearchの産みの親でもあります!以前はAppleで日本語入力システムを開発したり、なんやかんや…。きっと検索すればたくさん出てきそうなのでこの辺にして、さっそく社員面談、開始!!


幼少期:電子工作、温度計、半田付け…

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(↑宝箱から電子工作部品を探し出す大人2名。左は弊社の慶応ボーイ秋山。文系の自分だけだと不安なので一緒に来てくれた。優しい。)

Q.幼少期はどんな感じだったんですか?ごきょうだいは?

幼少期か…!笑  神童と呼ばれたとかの話?いや〜神童なわけないやんか!きょうだいは3つ上の姉がいますけど、いつもいじめられてばっかりで…笑  あ、でも車くれました。

Q.(…どう考えても仲良しじゃないか。)昔から工作のようなのは好きだったんですか?

それは昔から好きでしたね。小学校の頃から半田付けとかやってましたから。真空管とかもね。最近誰かがアメリカで時計作って捕まったとかあったじゃないですか。ああいうことをやってたんですよ。中学のときとか時計作ってました。

https://gyazo.com/6fdaa924da6e393492ed7d52eb37f13e

(↑文系の自分も一緒に増井教授のレクチャーを受けてみる。)


Q.時計…作るって…どうやって作るんですか?

時計はデジタル回路を作るんですよ。信号、電源の信号って50Hzでしょ。一秒間に50回オンオフする。これをその分周っていって5で割ったり10で割ったりすると、一秒に1回ピコピコするわけやん。それを例えば1秒ごとにカウンターっていう1,2,3,4,ってなる回路があって、それでLEDを並べといて、0のときはこう点いて、1のときにはこう点いてっていうのをやっていくとできるねん。

Q.時計って普通そういう仕組みなんですか?

いや、それだけじゃない。今のは電源の50Hzを使う方式やけど、それやと持ち運ばれへんやん。持ち運ぶには、一定の周波数を出力する部品があるんで、それ自体は1秒間に100万回とかやから、それを100万分の1にすると1秒間に1となるんやけど、え、知らんかった?

慶応ボーイ秋山:知らなかったです。もう挿せば動くみたいなイメージが…

私ら小さい頃はそんなんもちろんできないから、1個1個の、50Hzを5Hzにして、それを1Hzにしてっていうそういう回路を作るんだけど、まぁそういうのはデジタル回路の基本で、周期とかカウンターとか呼んでる。時計なんか一番簡単なんですよ。


Q.一番最初に作った工作物は時計?

いや、もっとボロいもん作りましたね。温度計作りました。温度計ってどうやるかっていうと、もっと簡単なんですよ。温度によって特性が変わる回路ってあって、抵抗が変わる。抵抗っていうのはつまり電気の流れやすさですよね。あ、抵抗知ってます?

忍者:はい!習いました!(自信満々)

電池があって、ランプがあって、こいつが値によって明るくなったり暗くなったりするじゃないですか。それが温度によって変わるものがあるんですよ。でもそれじゃわからないから、メーター、アナログメーターを繋ぐと温度によってかわるから、ここに30とか10とか書いてたら温度計になるでしょ。簡単でしょ?

忍者:(えっ…何が…)ま、まぁそうですね。

でも作ると楽しいねん。時計よりは全然簡単やけど。


Q.温度計は何歳ぐらいのときに作ったんですか?

小学校のときやね。

Q.(どういうことなんだ…)そういう環境がまわりにあったんですか?

親が電気のエンジニアやから、そういう機材はいっぱいあったんよね。


Q.ところでさっき仰ってた真空管…って何やってたんですか…?

真空管っていうのはトランジスタと同じで、弱い振れを大きな振れに変えるっていうのも真空管…って何の話をしてるんや!笑  まぁ真空管っていうのはここにヒーターがあるんですよ…(中略)…そこにランプがあって、ここに3本あるんですよ…(また中略)…鉄板があって、それを温めるとここから電子が出るんですよ…(忍者注:理解不能)…こっちで受けるわけですよ、これで電流が流れるんですよ…(またまた中略)こいつでちょっと電圧をかけてやると…(忍者注:もしや言語が違うのではと疑い始める)…微妙に信号を変えてやるんですよ…(もう聞こえない)

https://gyazo.com/1b9be998c14cc2f8ebb9b0715db3a996

(↑レクチャー中盤。意識を失う。)

と、こういうのが真空管の仕組みで。それを小さくしたのがトランジスタですよ。こっちは半導体ですごい小さいから…(忍者注:何か続いていたと思う)

…とまぁ「猿でもわかるコンピューター講座」でした。ハハハッ

慶応ボーイ秋山:ハハハッ(爽やかな笑い)

https://gyazo.com/e692e69020cd1e927efd3aad9c5543a9

(↑レクチャー終盤。生還。猿って賢いんだね…自分もハハハと言いたかったよお母さん…)



中学時代:初自作ラジオで最初に聴こえてきたのは荒井由実さんの「ひこうき雲」

https://gyazo.com/b36ef821c9db9e13c8cfd83908587fce

(↑忍者には何だか分からないが、恐らく電子工作少年たちの大好物なのだろう。)


Q.昔ラジオ作ったりされたんですか?

うん、中学のときやってましたよ。真空管はさすがにあんまりなかったけど、トランジスタとか色々繋げてラジオ作って聞いてまして。で、おもしろかったのが、ラジオ初めて作ったときに音聞こえて「お~やった~!」って思ったら、聞こえてきたのが「荒井由実で~す」というのが出てきて、「♪ひこうき雲~」「この曲作ったんです~」って言うてて「ふーん」って聞いてたら、その後異常に有名になって。笑

慶応ボーイ秋山:え、じゃあ自分で作ったラジオで初めて聴いたのが、荒井由実!かっこいい!!(忍者:意外とミーハーだなおい。)

https://gyazo.com/0fb66003fe05f7b4d6a1b4d2cb1be4f7

(↑現代の電子工作少年たちの大好物 Raspberry Pi。)



高校時代:マイコンと出会う

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(↑ナム・ジュン・パイクの作品じゃないよ。自作パソコンだよ。)


Q.周りの友達は電子工作好きがいっぱいいたんですか?

中学は結構いたんよ。さすがに一人でこんなんやってたら、よっぽど変人やと思うけど、みんなやってたからね!笑
んで高一か高二かに「マイコン」ってのがあるらしいっていうのを知って。それまではコンピューターのコの字も知らんかったしどうやって動いてるかも知らなかったんやけど、こういうもんを並べていくともっといいもんができるって聞いて。そのときにインテルの4004とか8008とか初めてのCPUが出たんですよ。今インテルってあるじゃない?corei5とか、色々言ってるけど全部流れは一緒なんですよ。ほんでそいういうのがあるって聞いたからCPU買ってきて、コンピューター組み立てて。これ(上の写真)がクラブのヤツらと作ったコンピューター。
右側のが私が作ったデジタルディスプレイで、道で拾ってきたテレビ。こいつの信号をうまくやってテレビ信号に変換する、と。キーボードとか売ってへんからその辺で拾ってきた電卓を使って。中身はこんなん(下の写真参照)で、かなりヤバい感じの。もう何百本も線を繋いでいくんよ。今の「自作パソコン」って何か買ってきて挿すだけでしょ。ああいうのは自作とは言わない!笑

Q.配線してナンボっていうことですね。

配線どころか回路も考えなあかんからね。

https://gyazo.com/d2c4ebe11baa0e833cc667b372d3e80b

(↑自作パソコンの中身。ヤバい回路とヤバい配線。ちなみにこのかっこいい写真は『トランジスタ技術(通称トラ技らしい)』の取材の方が撮ってくださったらしい。)



大学以降の進路:コンピューターの世界へ。テレビキャプチャシステムも作った。

https://gyazo.com/6c21063f1a2c819b866e34326e4db02e

(↑スマートフォンで研究室のドアの鍵を開ける増井教授)


次の質問に行こうとしたとき、天井の隅から急に謎の女性の声が…!!!

「キオン、ニジュウヨンド」

忍者:えぇーっ!!!!

慶応ボーイ秋山:あ、この部屋は急にアナウンスが流れるんですよ。

…なんということだ。。恐ろしい部屋に来てしまった。



Q.ずっとこういう業界にいこうと思っていたんですか?

私はそれは趣味やったから、仕事は何しようかっていうのはずっと思ってたんよ。でもどんどん幅が狭くなってきて…笑 例えば大学進学するときは理系にいって、そのとき別に建築でも何でもよかったんですよ。でもやってるうちに、「もうしょうがない、電気行っちゃおう」ってなって。笑 電気行ってるうちに「しょうがない、コンピューターでいいや」ってなって。だからコンピューターとか始めたんは後なんですよ。時計とか作ってるときにコンピューターはなかったからね。マイコンもなかった。よく最近の子と話してたら、小学校の頃からプログラム組んでとかいるやん。昔はウチははんだごてはあったけどパソコンはなかった。オシロスコープもありましたよ、ああいう。俺中学の入試に通ったときにご褒美にオシロスコープ買ってもらってん。そのときはそれが普通やと思ってたんやけど、後から考えると…笑


Q.大学入ってからも電子工作は続けてたんですか?

いや、大学入ってからはコンピューターばっかりやってた。その頃マイコンブームの第一弾とかやったから。最近スティーブジョブズの本とかビルゲイツの本とかあるじゃないですか、あれが70年の終わりぐらいですね。ちょうど、そういうコンピューターを作ったらおもろいぞってみんな気づき始めた頃です。それよりちょっと遅れて私やってたんですよ。だからちょっと出遅れた。あと2,3年早かったらビルゲイツになってたかもしれんのに…

やっぱりコンピュータおもしろいじゃないですか。そこからは普通に子供がコンピュータ与えてもらって楽しいみたいなもんやけど、それでも最初は自分で作ってたからねぇ。あれはみんなで作ったやつやけど、その後自分でもう一台どーんって作ったりとか。おもろかったよ、80年ぐらいやねんけどテレビキャプチャシステムとか作ったり。


Q.テレビキャプチャシステム?!!その頃はビデオデッキとかですか…?

いや、ビデオデッキは持ってなかったけどテレビキャプチャシステムは作ったんよ。どうやるかというと、監視カメラとかのジャンク品が秋葉原に売られてたから、それ買ってきて信号を無理やりデジタルに変換して、メモリ書き出しとかそういうわけわからんことをやってて…(忍者:全然分からない)

慶応ボーイ秋山:じゃあ秋葉はその当時から行ってたんですか?

秋葉は中学の時から行ってたなぁ。

慶応ボーイ秋山:えっでもご出身って…

大阪なんやけど、たまに東京来て。やっぱ秋葉原しか売ってへんもんがあったりしたから、聖地のように…笑

Q.日本橋(大阪)じゃ足りなかったんですね。

足りないですね!笑  その当時からある店もあるしね。秋月は信越電子っていう名前やったけど、ありましたね。まぁ昔はもっと不親切やったけどね。笑
あとはもうデジタルになってしまって、大学なってからはもうパソコン普通に売られるようになってきたからね。
一時期富士通の半導体事業部に勤めてたことがあって、だからICチップの中身とか知ってるのが当たり前かと思ってたけど、そんなことはなくて…笑
こういう一番下のレベルの話と、トランジスタレベルの話と、こういうロジック…時計作るみたいな話と、あとそれを実際どうLSIにするかっていう話も、どうやってコンピューター作るかっていう話もありますよね。で、それらがあればCPUが作れる。で、そのCPUを使ってどうプログラミング言語を作るかっていう話と。それからプログラミング言語でどんなアプリ作るかとか、どんなサーバ作るかっていう話になると、かなりフルスタックになって…笑 だから全部薄いんですけどね、でもなんとなくは知ってますよ。でも今のwebエンジニアがこんなこと知ってるとはあまり思えないから、そういう意味ではちょっと発想が違うかもしれんね。



これからの野望:世界をラクなものにしたい。

https://gyazo.com/c0a943dbcdacc25d756612099eacc388

(↑説明中に描いてくれたイラスト)


慶應ボーイ秋山:今やられているお仕事は、上位レイヤーのことが多いじゃないですか。どうして昔はこういう電子工作がお好きだったんですか?

いや、昔はコンピューターなんかなかったからね。電子工作が好きやったのは、楽しそうじゃないですか、こんなん。今はそっち(上位レイヤー)のほうがおもしろいけどね。昔そんなんなかった時代には、電子工作がおもしろいじゃないですか。だってこれでランプついたとか、それだけでも感動するやん。温度計できるだけでも全然おもしろいよ!温度変わったらメーターが振れるだけやけど、それでも楽しいよ。きれいに作ったり箱に凝ったりしてさ。やってみたら?コンピューターなくても温度計は作れるんですよ。今はやっぱり全部コンピューターでやっちゃおうとしちゃうよね。私もそうやし、若い人はもっとそうやと思うし。いいことやと思うけどね、そこにもっと、どうやってスマートにやるかっていうのを考えるのとかね。


Q.ズバリ、これから世界をどうしていきたいと思っていますか?

それはハッキリしてて、あんまりコンピューターコンピューターしてるのが嫌で、例えばさっきの「電気が消えました」的なことを、ここでやってるだけやとネタやけど、でもあれネット繋がってるから外からも見れるんですよ。ああいうところから、今ここに人がいるかどうか分かるんですよね。遠隔で鍵を開けるとかね。


Q.ラクにしたいということでしょうか?

そうですよ、世界をラクにしたい。「おもしろくする」のと「ラクにする」のやったら、どちらかというと「ラクにしたい」。さっきのやつみたいに何も考えないでやるっていう。

要するに「ドア開けろ」と言ってドアが開いてほしいんだけど、今のインターネットのプロトコルっていうのは、ドメインとか指定するよね。masui.ナントカ/ナントカ/door/openとかそういう感じになるやん。それはよくある。ところがそれやと、インターネットのドメインともの凄く結び付かないとダメで、「なんとなく」開けてくれっていうのは言いづらいですよね。

例えば何かできる人が2人いました、と。で、まあクラウドがあって何かが繋がってる、と。で、別にどっちにやってもらっても良いとする。こっちに私がいて、「ちょっとこれお願い」って言うやん。こっちはmasui.org、もう一つがpitecan.comとかやとするやん。それ今やとmasui.org/door/openとかにしてるけど、でも実はもう一つの方でも同じことができる場合どうするのか、とか、名前が変わったらどうするんかとか。masui.orgなくなりましたってなったらプログラム書き直しじゃないですか。そういうのがイヤやから、こいつがここに送るのは「door open」とこれしか送らない。こいつは「door???」でずっと待ってるわけ。で”open”が来たら「あ、openって言ったな」というわけで開けるわけ。ということは間接的にやってるんで、こいつ(masui.org)の名前知らなくてもできるんです。ここに言ったらやってくれると。ということはここで「door open」と言えば開くということだけを知ってれば良いので、URLとか知らなくて良いでしょ。だからパソコンであろうがスマホであろうが全然違うデバイスであろうがかまへんのですよ、こいつの実装を知らなくてもね。まぁそういう感じで今やってるんですよ。


Q.なんでそんなにラクにしたいんですか?

そりゃ私が横着だからですよ。笑 でもそれで色々組み合わせたりしたら、身体の動かない人も使えたりとか、そういうことにもなるやん。横着だけじゃなくて、そういう社会的要請にも応えられるんですよ。普通は入力システムと出力システムは同じので作らなあかんことが多いねんけど、これやと全然どこで何が動いたっていいことになるからね。そういう便利なものを作りたいね。




おもちゃ箱のように色々なものが飛び出したり、温度を知らせてくれる女性が住み着いていたり(ちょっと違うかもしれない)、最初はマッドサイエンティストなのかとビクビクしましたが、増井教授は、誰にとっても世界をラクなものにしたいと頑張る心優しい発明家おじさんでした!

https://gyazo.com/6bf65a0eb3c6e120b5ae9ae4ef4f8829


ということで、取材終了〜!終了後はピアノとギターの演奏をしてくれました!いやぁ〜楽しかった!また温度を知らせてくれる姿の見えないお姉さんに会いに研究室行きます!


そして今回は尺の都合で御紹介できませんでしたが、Gyazoの楽しい使い方も色々と教えてもらいました!追って紹介させて頂きますね。


また今後も社員面談していきますよ〜。今回出てくれた慶応ボーイ秋山も追って登場します!お楽しみに!

(雇われ忍者)

IvySearchを全ユーザー様に公開しました!

お待たせ致しました〜!
有料ユーザー様に御好評頂いておりますIvySearchを本日全てのユーザー様に公開致しました!

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IvySearchについての詳細は、こちらの記事をご覧ください!

http://blogjp.gyazo.com/post/123537606153/ivysearch-かすかな記憶から画像を探せる連想検索

とっても便利な機能ですので、皆様色々試してみてくださいね!!